2026.10.31

2026年10月24日(土)、さとやま整形外科内科様のご協力のもと、宝珠院様を会場に「第22回全国病院広報実務者会議 in 沼津」が開催されました。
全国各地から約80名の病院広報担当者や関係者が集まり、実践的な発表や講演、そして笑顔あふれる交流が繰り広げられました。
広報実務の発表会では、全国の病院から選ばれた6病院の実務者が、地域連携・SNS活用・イベント運営など、病院広報の現場でのリアルな取り組みを紹介・発表しました。
発表では、発想力と実践力に富んだプレゼンテーションが続き、参加者の皆さんも熱心にメモを取る姿が印象的でした。








共創病院タイム①では、医療法人友愛会 さとやま整形外科内科 事務長 井原 慶太郎 氏による、熱のこもった紹介講演が行われました。
講演テーマは「『さとやま』を創り、生まれる好循環 〜なぜお寺 de 病院広報なのか〜」。 本会議の共催会場でもある「お寺(宝珠院)」で開催することになった背景や経緯をはじめ、医療機関が地域コミュニティの中でどのような価値を生み出し、好循環を生み出していくのかについて、情熱溢れる語り口でお話しいただきました。
医療や広報の枠にとどまらず、地域住民や様々なステークホルダーを巻き込みながら「場」を共創していく実践的な取り組みに、参加者一同が深く引き込まれ、多くの刺激と気付きを得る貴重な時間となりました。





特別講演(指定演題発表)では、現場の第一線で活躍される実務者による、極めて実践的な2つの講演が行われました。
前半は、パナソニック健康保険組合 松下記念病院 経営企画室の清水由香氏が登壇され、「地域とのつながりあれこれ」をテーマにご講演いただきました。単に情報を一方通行で発信するだけの広報にとどまらず、地域住民や自治体、地域の関連機関とどのようにして「顔の見える関係」を築いてきたのか、現場で地道に積み重ねてこられた多彩なアプローチと接点づくりのリアルな実践についてお話しいただきました。自院が地域から頼られ、選ばれる存在であり続けるための仕掛けや、人と人をつなぐ温かなコミュニケーションの工夫など、今日からでも活かせる数々の具体的なヒントに、会場の参加者も熱心に聞き入っていました。
続いて登壇されたのは、医療法人横浜博萌会 西横浜国際総合病院 広報マーケティング室の谷口有沙氏です。「ゼロから築いた広報誌の挑戦ー病院広報アワード優秀賞受賞までの軌跡」と題し、まさに何もないゼロの状態から広報誌の立ち上げに挑み、試行錯誤を重ねながら院内外の協力を巻き込んでいったリアルな道のりをお話しいただきました。企画・取材・デザインの工夫はもちろんのこと、読まれる広報誌へと育て上げ「病院広報アワード優秀賞」という確かな成果へと結実させたプロセスは、多くの実務者の共感と感動を呼びました。
質疑応答では会場から具体的な質問が次々と飛び交い、実務者同士だからこそ共有できる課題意識や創意工夫について深く活発な意見交換が交わされ、明日からの広報活動へ大きな刺激と学びを得る貴重な時間となりました。




共催病院タイム②では、医師でありNPO法人幸ハウス 代表理事の川村真紀氏、ならびに医療法人社団秀峰会 川村病院 事務部 総務課 副主任の杉山訓子氏をお迎えし、「大切にしている想いを伝え合うことで、人はつながる。ー死を見据えて語り合う 〜『414(よいし)カード』対話会〜」と題したワークショップ形式のプログラムが行われました。
「414カード」を通じて、普段は口にすることが少ない「自らの死生観」や「人生において本当に大切にしたいこと」に向き合い、テーブルごとに語り合う対話会を実施。お寺の本堂という静謐な空間も相まって、参加者一人ひとりが肩書きや役割を超えて自然体で本音を共有し合いました。
相手の言葉に耳を傾け、自らの想いを言葉にして伝えるプロセスは、まさに「人と人が心からつながるコミュニケーション」の本質であり、医療広報に携わる実務者にとっても原点を見つめ直す極めて深く温かな時間となりました。




閉会式では恒例の「HPR(Hospital Public Relations)Person 表彰」が行われました。 第22回の「HPR Person ファイブスター賞⭐⭐⭐⭐⭐」に見事選ばれたのは――
一般財団法人同友会 藤沢湘南台病院 チーム(小原 由里 氏/國木 壮平 氏/井上 正樹 氏)!
Podcastの配信や職員公募マスコットを活用し、従来の単なる「情報発信」にとどまらず、職員・地域の「参加」と高いエンゲージメントを生み出した先進的な取り組みが絶賛され、満場一致での受賞となりました。
⭐ HPR Person ファイブスター賞の2位は、社会医療法人大道会 法人本部 広報課 永井 仁 氏
⭐ 同3位は、医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ 経営管理部 広報 永田 芙樹 氏
となりました。本当におめでとうございます!!
また、本大会を大いに盛り上げ、参加者に多大な示唆を与えた指定演題の発表者へ贈られる「特別賞」には、お二人が選出されました。
⭐パナソニック健康保険組合 松下記念病院 経営企画室 清水 由香 氏
地域社会との持続的な接点づくりや、顔の見える関係性を地道に育んできた
リアルな実践例が、多くの広報担当者の共感と勇気を呼びました。
⭐医療法人横浜博萌会 西横浜国際総合病院 広報マーケティング室 谷口 有沙 氏
何もないゼロの状態から情熱を持って広報誌を立ち上げ、
見事にアワード優秀賞へと結実させた試行錯誤と挑戦の軌跡が高く評価されました。
受賞された皆様へ会場全体から割れんばかりの拍手が送られ、互いの健闘を称え合う温かな空気に包まれながら表彰式は幕を閉じました。




また次回の第23回病院広報実務者会議もお楽しみに!!皆さんのご参加をお待ちしております😊🙌